Barnard 城
バーナード・デ・ベリオール(Barnard de Balliol)が 2代に渡って、ティーズ(Tees)川岸の岩の上に石造りの城を12世紀半ばに築きあげた。
1216年のマグナカルタ(Magna Carta)戦争時には、城はスコットランドのアレキサンダー(Alexander)2世により包囲されたが持ちこたえている。
ベリオール家はイングランドとスコットランドの両国で勢力を伸ばしたが、エドワード1世により、スコットランドの傀儡王となったジョン・ベリオール(John Balliol)が失脚すると、バーナード城は、ウォーリック伯のビーチャム(Beauchamp)家の所有となった。
その後薔薇戦争(The Wars of the Roses)時代にリチャード・ネヴィル(Richard Neville)の所有を経て、エドワード4世の弟のグロスター(Gloucester)公の所有となる。
1569年の北の反乱(The Rising of the North)の時は城は多くの暴徒から攻撃を受け遂に降伏している。1630年代に城は破壊された。
城は4箇所に庭(bailey)を持ち、城壁で囲まれていた。ベリオール塔と称せられる円柱形の天守(Keep)は12世紀後半の建造で、1階部分は円形天井(Vault)だった。大広間の窓にはリチャード3世(Gloucester公)の家紋を見ることができる。
モーザン(Mortham)塔は5階建てで、川岸から聳え立っていた。
関連URL
BARNARD CASTLE (English Heritage)
http://www.english-heritage.org.uk/daysout/properties/barnard-castle/
Welcome to Barnard Castle (Barnard Castle Life)
http://www.barnardcastlelife.co.uk/
宿泊施設
HOTELS IN BARNARD CASTLE (Hotels.UK.com)
http://www.hotels.uk.com/uk/County+Durham/Barnard+Castle-hotels.htm