Bungay 城

以下の写真はWikimedia Commons「http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bungay_-_Castle_Remains.jpg?uselang=ja」からの転載。

12世紀の初めにロージャー・ビゴット（Roger Bigod）がウェヴニー（Waveney)川に沿って建設した城。次のヒュー（Hugh)はスティーブン王（Stephen)に尽くした功績でノーフォーク（Norfolk)伯となるが、ヘンリー2世によりビゴット家はバンゲイ城とフラムリンガム（Framlingham）城を没収された。後に多額の金を納付して買い戻している。

　ヒューは前室（Forebuilding)を備え、中央壁（Cross Wall)で二つに分けられる程の強固な矩形の城を建設した。当時はフラムリンガム城より、バンゲイ城に重点が置かれていた。 1173年に再度ヘンリー2世に反抗したが、破れて、２箇所の城は破壊された。

　1294年エドワード1世の時代に、同名のロージャー・ビゴットが再度築城の許可を得た。2本の半円形の城門跡がその名残である。なお、エドワード1世からのガスコニー（Gascony)への赴任命令を拒んだため、うとまれて、死後領地は王家に没収され、城は放置され廃墟となった。

Bungay 城近くの町：

　　北へ約25kmのノリッチ(Norwich) 情報