Dunnottar 城
かつては陸続きだったが、風と波にえぐられて島になり、難攻不落の城となった。
5世紀にピクト(Picts)人が教会を建設した記録が残っている。
1297年にはウィリアム・ウォーレス(William Wallace) が籠城した。
1336年のイングランド王、エドワード3世の包囲には耐えた。
1645年の内乱時期(Civil War)にはクロムウェル(Cromwell)軍のモントローズ(Montrose)が包囲したが、失敗している。1651-52年の間、この城だけに王旗がたなびいていた。69人の守備隊が42門の大砲で籠城し、クロムウェル軍のジョージ・オ・ギルビー(George O
Gerlvy)と8ヶ月間交戦したが、ついに落城した。
王家の財宝が持ち込まれ保管されていたが、その総額は£20,000と言われた。王冠は井戸に隠され、後日メイドがバスケットに入れて運び出し、王の書簡は別のメイドが衣に縫いつけて、持ち出した。
1685年には長老派を閉じ込め、牢として使用された。
天守(Keep)は14世紀の建造で、L字形。ゲイトハウス(Gatehouse)は16世紀の建築。教会(Chapel)は13世紀にセントアンドリューズ(St. Andrews)の司教が建設したものを16世紀に改築している。
現在では全て廃墟となっている。島の面積は広く、4エーカーある。従って、建屋は独立して建設されている。
関連URL
Welcome to Dunnottar Castle (Dunnottar Castle)
http://www.dunnottarcastle.co.uk/
Dunnottar Castle Accommodation Information (Britain Express)
http://www.britainexpress.com/attractions.htm?attraction=1383#tabs-5