Powis 城
近隣の城(モンゴメリー Montgomery 城、他)はイングランド側が建設したのに対し、ポイス城はウェールズの王(Prince)が建設した城。城は二つの庭を持ち、ゲイトハウス(Gatehouse
)には二本の円形の塔があったが、1270年代にイングランド側に付いたため、ウェールズ王(Prince of Wales)のスリウェリン(Llywelyn the Last)により破棄された。
1282年にエドワード1世がウェールズを征服した後、ポイスの王(Prince of Powys)と称するオーエン(Owain ap Gruffydd ap Gwenwynwyn)はプール(Baron de la Pole)の爵位を得た。
この爵位と城は、1587年、初代ペンブローク(Earl of Pembroke)伯の二男のエドワード・ハーバート(Sir Edward
Herbert)に移り、20世紀まで一族が所有していた。
1784年にポイス卿の娘が、インドで成功したクライヴ(Clive of India)の長男であるエドワード・クライヴ(Edward
Clive)と結婚し、クライヴが改姓して3回目のポイス伯が設立された。この関連で、城内にはインドの美術品が多く展示されている。庭園も手入れが行いており、観光客が多く訪れる城となっている。
関連URL
Powis Castle (Castles of Wales)
確かにすばらしい庭だ。
http://www.castlewales.com/powis.html
Powis Castle and Garden (National Trust)
"Medieval castle rising dramatically above the celebrated garden"
http://www.nationaltrust.org.uk/powis-castle/
インドの美術に興味ある方はDraigg さんが 2007/12/26 にアップロードした動画を(YouTube)
Powis Castle Accommodation Information (Britain Express)
http://www.britainexpress.com/attractions.htm?attraction=507#tabs-5