England Scotland Wales A to Z

Scotney 城

　14世紀にケントとサセックス（Sussex)の地区管理官であった、ロージャー・アシュバーナム（Roger Ashburnham)が建設。濠と庭園に囲まれた静かなたたずまいの中にある。

　矩形（Quadrangle)の城で、四隅にあった塔のうち１箇所のみが残っている。さほど高くない塔の上部には刎ね出し狭間（Machicolation)が見事に残り、後に付け加えられた円錐形の屋根が掛けられている。

　現在では、海岸線から遠く離れているが、建設当初はテンターデン（Tenterden)までが海岸であったことから、フランスの海賊の襲来を考慮して壁や濠が造られていた。

　1630年にウィリアム・ダレル（William Darell)が城を修復している。

　現在ではエリザベス（Elizabeth)朝の趣の残る遺跡となっている。

Scotney 城近くの町：

　　南東に約40kmのウインチェルシー(Winchelsea) 情報