Tosson 城
コケット(Coquet)川の上流の、細くて車一台がやっと通れるほどの山道を登った所に建設された。1415年に記録に出て来るが、1541年の調査では既に廃墟となっていたので、150年ほど存在していたことになる。
スコットランドとの国境地帯に、スコットランドからの侵略を守ることを主目的として、オーグル(Ogle)家が建設した城。薔薇戦争(The Wars of the Roses)当時はヨーク(York)王家側に立ち、近隣のルース(Roos)家など、ランカスター(Lancaster)王家側の領主に対抗した。
城は、イングランドの北部から、スコットランド地方に多い造りで、イングランド側ではピールタワー(Peel Tower)もしくはペレタワー(Pele Tower)と呼ばれることが多い。ほぼ方形の城で、1階は倉庫で、2階と3階が居住部分になっている。
現在は一部が残るのみだが、積み上げた岩の上に表面を飾る切り石(Ashlar)の一部が残っているのが見られる。
関連URL
Tosson Tower (Rothbury The Village)
http://www.rothbury.co.uk/around/tosson.htm
Tosson Tower Farm Holidays
ビデオを見ると、ここに泊まってのんびりしたくなります。 B&B(£40~65)
http://www.tossontowerfarm.com/index.html