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Warkworth 城

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平面図
平面図
Warkworth Castle Floor Plan
詳細図
 コケット(Coquet)川の河口付近の南北への道路が通る交通の要所に建設された。アングロサクソン(Anglo-Saxon)のノーサンブリア(Northumbria)王国の町。737年にゲオルウルフ(Geolwulf)が最後の王となる。

 ノルマン征服王朝の支配後、ワークワースの街は1174年クラヴェリング(Clavering)に与えられ、1332年まで家系が続いた。その間1173年には、スコットランドのウィリアム(William the Lion)王に攻められ落城した。

 1327年にはスコットランドからロバート(Robert the Bruce)が襲撃し、2度町は殺戮されたが城は残った。その後ヘンリーパーシー(Henry Percy)3世にスコットランド戦争の代償として与えられた。
 1403年に、ヘンリーパーシー3世の息子のヘンリー・パーシー(Henry Hotspur)がヘンリー4と戦い戦死すると、ヘンリー4は城壁を破壊した。その後ヘンリーパーシー3世が、ウィンザー(Windsor)城の教会を模して教会を城内に建築したが、今では土台しか残っていない。

 自然の丘を切り詰めて変形八角形の天Keep)を建設している。南門は1200年頃のロバート(Robert de Clavering)の時代の建設。東の馬尾の塔(Gray Mare’s Tail Tower)や、南西のキャリックファーガス(Carrickfergus)塔は、13世紀の建設で八角形。東南のモンターグ塔(Montague Tower)は15紀の改築で四角形。
Warkworth Castle Lion Tower
 は半円形天井(Vault)で強固に作られており、中央部分を大きな4つの部屋に分け、東西南北に小さな4つの部屋を追加した形状をしている。イングランド内ではこの城以外には見られない形態をしている。

 濠を渡ると、巨大なゲイトハウス(Gatehouse)があり、落とし格子戸(Portcullis)と扉が設定されている。なお上部の刎ね出し狭間(Machicolation)は後に追加された。
 城内のライオン塔(Lion Tower)はパ-シー(Percy)家の表象であるライオン彫像を飾りに付けた門。1377年にノーサンバーランド(Northumberland)伯になった時の記念に建設された。

 薔薇戦争(The Wars of the Roses)時代の1461年、タウトン(Towton)の戦いでヘンリー6世側に与したヘンリーパーシー4世(Henry Percy )は敗れてヨーク(York)王家の下で9年間ロンドン塔に幽閉されており、その間に城が朽ちた。

 城は17世紀には家畜小屋として使われていた。

Amble

 

 

アンブル(Amble) 情報

 Warkworth城から南東に2kmのアンブル (Amble)は、コケット (Coquet)川の河口にある港町。沖にはコケット島が見える。

 

 コケット島は、パフィンや他の海鳥が生息している保護区であり、自然保護の観点から上陸禁止となっている。Ambleでは毎年5月下旬の2週間に「Amble Puffin Festival」が開催。

 フェスティバル公式Webサイト(http://www.amblepuffinfest.co.uk)

 パフィンの写真等はこちら → http://www.amblepuffinfest.co.uk/gallery.html

 

 Amble Tourist Information Centre (http://www.visitnorthumberland.com/tourist-information-centre/amble-tourist-information-centre?map)

 Queen Street, Amble, Northumberland, NE65 0DQ

 Tel: +44 01665 712313

 

 WarkworthからAmbleまでのドライブビデオ (5分47秒)

 

Amble
Amble

 漁師町なので、朝早くから漁船のエンジン音が響き、海鳥も賑やかで、都会とは違った音で目が覚める。

 朝市(Market)が日曜日の午前中、港のBroomhill Streetで開催される。

 

 

 イギリス料理の定番であるフィッシュアンドチップス(Fish&Chips)を商う店が1軒あり、行列ができている。大勢が並んで、一人で大量に買って行く人がいるのも納得の味。

Harbour Fish Bar

 Broomhill St, Amble, Morpeth NE65 0AN

 Tel: 1665 710442

 

 

 そして、Ambleにあるアイスクリーム屋 Spurreli Icecream TripAdviserで大評判 

 このWebサイトを見ただけでも、おいしさが伝わってくる。

Spurreli  boutiqe icecream :  Eat me, Love me (http://www.spurreli.com/)

 The Old Chandlery, Coquet Street, Amble, Northumberland, NE65 0DJ

 Tel: 01665 710890

 

 

 シーフードレストランなら、The old boat house が良さそう(TripAdviserの口コミ)。

The old boat house

 Leazes Street, Amble, Northumberland NE65 0AA

 Tel: 1665 711 232

 

宿泊情報:

 町にホテルはないが、B&Bで十分。ワークワース (Warkworth)では宿が見つけにくく、アニック (Alnwick)は大勢の観光客で落ち着かないと思われる方には、穴場としてお勧め。

 

Bed and breakfast Amble (http://www.tripadvisor.co.uk/Hotels-g1480277-Amble_Northumberland_England-Hotels.html)

 

 

近くの城:

 北西に約20kmのアニック(Alnwick)城、北に約25kmのダンスタンバラ(Dunstanburgh)城、北西に約50kmのチリンガム(Chillingham)城南に約40kmのバンバー(Bamburgh)城西に約25kmのトッソン(Tosson)城

 

 

関連URL

 

WARKWORTH CASTLE AND HERMITAGE (English Heritage)

http://www.english-heritage.org.uk/daysout/properties/warkworth-castle-and-hermitage/

城訪問前に以下のPDFファイルをiPad等に取り込んでおこう。

http://www.english-heritage.org.uk/publications/step-inside-warkworth-castle/warkworthcastle.pdf

教師用資料で事前学習。美しい写真・復元図あり。

http://www.english-heritage.org.uk/publications/warkworth-castle-teachers-kit/WarkworthCastleTK.pdf

 

Warkworth Castle - Northumberland England (Great Castles)

写真118枚。

http://great-castles.com/warkworthgallery.php

 

The Ghosts of Warkworth Castle (Great Castles)

http://great-castles.com/warkworthghost.php

 

Warkworth Castle: One of England's Finest Castles (EssentiallyEngland.com)

http://www.essentially-england.com/warkworth-castle.html