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Wingfield 城

　1384年にリチャード2世よりサフォーク伯（Earl of Suffolk)マイケル・デ・ラ・ポール（Michael de la Pole)に築城の許可が出された。サフォーク伯はもともと商人の出であったが、経済力を背景に貴族になった。

　初代サフォーク公（Duke of Suffolk）は1450年に百年戦争での失政により政権の中枢から追われ、イングランドからの逃亡中に船上で殺害された。

　城はヨーク王家（York)の所有となったが、テューダー（Tudor)王朝になった後、ヨーク王家のサフォーク公エドモンド（Edmond)が1513年に処刑され、城は破棄された。

　城は、濠に囲まれ半八角形の脇塔（Flanking Tower)がひときわ高くそびえる。城壁（Curtain Wall)には網目模様の飾り格子（Tracery)が施されている。矩形の城は門も崩壊している。

現在、一部残存したテューダー様式の建屋が学校として利用されており、城としての公開はされていない。

Wingfield

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